知的書評競技「ビブリオバトル」に参加することになった記念?に、ビブリオバトルのブログを立ち上げることにしました。バトルの様子や、紹介した本などを掲載していきたいと思います。
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5/10(土)、川崎市中原図書館で行われた「第3回中原図書館ビブリオバトル」に参加しました。

私のビブリオバトルの初戦は、いきなり本番への参加でしたが、今回は前半が代表者によるエキシビジョンマッチ観戦と講座、そして後半がグループの分かれてのバトルと、入門にはちょうど良いカリキュラムです。

まず、中原図書館館長のあいさつがあり、それから簡単なルール説明、そして一番雰囲気のわかるエキシビジョンマッチが始まりました。

エキシビジョンマッチで紹介された本はこちら。

古典力 (岩波新書)

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古典というととっつきにくいイメージがあるものを本書では払拭してくれるとのこと。これは読んでみたい。

パラダイス山元の飛行機の乗り方

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これまた個性的な本。年間で千回以上も飛行機に乗る、そして「旅行の手段」ではなく「乗る事自体を目的」とした、まさに飛行機道というのがふさわしい乗り方やエピソード満載。

東京近郊の山ハイク (単行本)

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こちらはお子さんと一緒に参加されたお父さんが紹介。名前の通り東京からすぐに行ける山登りのガイド本だが、敢えて詳細な情報が掲載されておらず、それが逆に山登りの楽しみとか。

さすがエキシビジョンマッチ、どれも素晴らしい。

参加者含めての投票の結果、チャンプ本は

パラダイス山元の飛行機の乗り方

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に決定!!確かに、インパクトのある内容で僅差で勝利したようです。

さて、座学的な解説を受けた後休憩をはさんで、いよいよグループに分かれての実践。

5人(一部4人)×6グループに分かれ、入門という事で通常5分のプレゼン時間を3分に短縮して行うとのこと。

うーん、5分のつもりでシナリオを考えていたので、ちょっと頭の中で構成を練り直しました。

ちなみに、私のグループは男性4人(自分含む)、女性1人。今回は全体的に男女半々くらい、年齢相も結構幅広かった感じです。

じゃんけんで順番を決めました。私は4番手。

各グループで開始時刻は合わせてのスタートです。

それでは私の参加したグループで紹介された本を。

1番手の方の本はこれ。

挫折し続ける初心者のための最後のジャズ入門 (幻冬舎新書)

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「ジャズ入門」と言っても、演奏ではなく聴く方です。しかも、著書が音楽関係の人なのにジャズが苦手だった、というのがポイント。

2番手の方の本はこれ。

おたのしみ弁当 吉田健一未収録エッセイ (講談社文芸文庫)

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お弁当の本ではありません。吉田茂の息子さん、吉田健一さんの未収録エッセイ集、その中の一編が本書のタイトルになっています。紹介された方が現役の本屋さんというところで「渋いところくるなあ」と感心しました。

さて、3番手。

坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫)

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TVドラマにもなった、超有名な本。実際、紹介者の方も「普段は本を読まないが、ドラマで本を知り、その面白さにはまっている(まだ読んでいる最中だそうです)」とのこと。こういった「本との出会い」を聞けるのもビブリオバトルの楽しみだと思います。

さて、4番手の私が紹介する本は、前日に読み終わったこの本です。

風をつかまえた少年

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詳細は別途、本自体の紹介の記事で行いますが、池上彰さんが解説をされていることもあり、数年前にそこそこ有名になった本かと。アフリカの最貧国であるマラウイの14歳の少年が、家族や村のためにと自力で風力発電を作った実話。その経緯も魅力の一つですが、もう一つ「本が持つ力」というのを改めて教えてくれた、という点をアピールしてプレゼン終了。

さて、最後は

もの食う人びと (角川文庫)

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これまた有名な本。と言っても私はまだ読んでませんが。

紹介者の方が「中学の時に先生にこの本を薦められ、その中でずっと考えさせられるテーマがあった」というのが印象的でした。うーん、これも読みたいなあ。

さて、5冊の紹介が終わり、いよいよグループ内でのチャンプ本の投票。

複数グループがあるので、「自分が一番読みたいと思った本」を一斉に指差す方式で投票となりました。さて、ドキドキの結果は…

風をつかまえた少年

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「やりました」(by加賀さんfrom艦これ)

なんて冷静に高揚などできません、思わずガッツポーズ!!

小さい規模とはいえ、チャンプ本に選ばれました!!

前回が予選落ちだっただけに、喜びもひとしお。

その後、各グループで感想や、各グループのチャンプ本の紹介など、とても活気あふれるビブリオバトルとなりました。

しかし…これだけでは終わりませんでした。

続きは別の記事で。


↑チームで紹介された本を記念に。
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